グリストラップでの使い方


チェックポイント
↓

撒くタイミング 使用量 洗剤等の確認
厨房作業終了後、午後の休憩時間など排水をしばらく流さない時間帯 グリストラップの大きさ、油の量で変わってきます 洗剤は同じものを使いつづけてください。殺菌剤の大量使用は微生物剤を殺します

エアレーションがない場合

■撒き方

200L以上のグリストラップには1週間に1回、
それ以下の小さいグリストラップには3〜4日に1回を目安としています。

また扱う料理、お客様の数によっても変わって来ます。

気持ちはバイオの薄い膜を作るつもりで

グリストラップの臭いが気になりだしたら、
厨房作業終了後、バイオミックスを35度〜40度ぐらいのぬるま湯にとかして30分以上おいてから
グリストラップの水面全体、できるだけ均一に撒いてください。

バイオ液のかかったところの臭いが消えます

使用量について
「初回は普段の1.5倍」くらい撒きましょう

投入量の目安
GTの大きさ
1日/客数 1回/使用量(グラム)
投入間隔
月間経費
100リットル以下
50人位
40g以上
3日〜4日
2000円
200〜300リットル
100人位
60gから100g
1週間
4000円
400リットル以上
200人位
100g以上、リッター数×1/4g
1週間
6000円以上

グリストラップ容積の1/4グラムを目安にしてください。
200L以下では容積の1/3グラムと量を増やしてください。
菌が流れやすいので投入間隔が短くなります。

もうひとつの目安として
浄化槽の場合は流入BOD量の1.0%という計算式があります。
処理の状況により投入量を増加してください
流入BOD量1kgBOD/日に対し10gです。
1.2週間分をまとめて投与してもかまいません

■結果

数時間で臭いが消え、数日で油脂の量が減ってきます。条件さえあえば、
半年に1回ぐらいの底さらい、あるいはバキュウム作業ですみますので、
清掃回数を減らし、コストの削減を図ることが出来るとおもいます。

■注意点

  • 油が少しづつ増えていく場合は適宜半分ぐらいの油を掬い取って下さい。
    あるいは最終槽のものを第1槽に移し変えてください。
    (微生物が油面の裏側、あるいはグリストラップの壁面に生息しているわけですから全部とる必要はありません。)
    (それぞれの厨房で、条件に合った方法を見つけ出してください。)
  • バイオの投与は厨房作業終了後に投与して下さい。
  • 中性洗剤を使って下さい。
  • 強アルカリ、塩素系洗剤、殺菌剤との併用は避けて下さい。
  • 苛性ソーダを使う場合は 1営業日経過してから散布して下さい

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エアレーションがある場合

好気性菌が中心ですからエアレーションが効果的です。

■撒き方

エアレーション 空気の送り込み装置。
バイオミックスは酸素を好む好気性微生物、
バチルス菌を中心としてブレンドしてあります。
ですがバイオミックスはエアレーションなしでも問題ありません。

基本的には菌を流してしまう可能性があるため、
営業時間中はエアレーションしないほうがいいと思います。

2週間,又は1月に1回投与してして下さい。
投与量の目安は水面全体に粉が覆うように撒いて下さい。
はじめ、粉が浮いていますがやがて沈んでいきます。
グリストラップの水面上に薄い膜をつくる気持ちでまいてください。

又は、お湯にとかせて(100倍ぐらいうすめて)30分ぐらいおいてから撒いてください。
すぐに撒いても構いません。

( 胞子状態だった菌は15分から20分で発芽し活動をはじめます。 )


使用量について

投入量の目安
GTの大きさ
使用量(グラム)
投入間隔
月間経費
100l以下
40g以上
1週間から2週間
2000円
200lから300l
60gから100g
1週間から2週間
4000円
400l以上
100g以上、リッター数×1/4g
2週間から1月
4000円以上

Aタイプ
グラムで表現しますと容積の1/4グラムが目安です。
小さいグリストラップ(200リッター以下)では容積の1/3グラムと量を増やしてください。
菌が流れやすいので投入間隔が短くなります。

Bタイプ
もうひとつの目安として,浄化槽の場合は流入BOD量の1.0%という計算式があります。
処理の状況により投入量を増加してください
流入BOD量1kgBOD/日に対し10gです。
1.2週間分をまとめて投与してもかまいません。

■結果

半日で臭いが消え、数日で油脂の量が減ってきます。条件さえあえば、
半年に1回、あるいは1年に1回ぐらいの底さらい、あるいはバキュウム作業ですみますので、
清掃回数を減らし、コストの削減を図ることが出来ます。

■注意点

  • エアレーションですが基本的には細かい泡がよいとされています
  • ばっき量も始め少な目にして徐々に適量を探して下さい。

はじめから目一杯エアレーションしますと、油分が乳化して下流の浄化槽にいってしまうことがあります。

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におい消し、ぬめり取りとして使用する

■撒き方

40度から50度ぐらいのお湯、又は水にとかせて30分ぐらいおいてから撒いてください。
100倍から200倍にうすめてください。
数時間位で臭いはかなり減ってきます。
胞子状態だった菌が15分から20分で発芽し活動をはじめます。

勿論、粉のまま散布してもかまいません。水のあるところに適量を均等に撒いてください。
また臭いがするようになったら撒いてください。

臭いが少なくなれば掃除も楽になります。

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